2019/03/14 12:58

最近、考えることが多過ぎて、

小さな脳ミソでは追っ付きません。

脳にSSDを繋ぎたい。。。







こんにちは、エンフォケです。


今回、ちょっと間が空いてしまいました。



money clip財布の試作①の続きです。(ヨーロッパ目打ちでマーキング、菱ギリで一つ一つ穴を開けた後)



胴の周りを手縫いしていきます。超ドアップの写真になってしもた。w  糸はフランス製のフィル オ シノワ(fil au chinois)を使っています。







その後、コバ(革の側面)に布海苔を塗り、ヤスリがけして整え、最後に蜜蝋を溶かし込んで行き、コバを磨き上げて完成です。





上から。





切り目本磨きでの仕上げです。




切り目本磨きは、最後に熱したコテで蜜蝋をコバ面に溶かし込みます。


その際、コバ面が焦げない温度に調節しますが、低い温度では蜜蝋を溶かし込めません。


しっかり溶かし込むとコバ面が焦げるので、黒、紺、焦げ茶色などの革、もしくは色の濃い染料でコバ面を染色したりもします。



この場合、内側はイタリアンレザーのイエロー、しかもオイルを加脂した革なのでコバ面が焦げやすいです。


焦げていない方が見た目は良いです、綺麗に見えます。が!!


個人的に焦がしてでも蜜蝋を溶かし込んだ方が使用するためには良いと考えます。




また最後の方に...w


同じ革、キャメルのエンフォケのキーホルダー!!





意識して少し厚みを持たせ、しっかりした感じには仕上げましたが、ほんの少し...微妙に...気になる箇所があります。

その辺りの漉き、仕上げの調整をしようと思います。




ではまた、¡Hasta luego!