2019/08/05 18:55
わたくし、スペイン語をちょっと話せます。
イタリア語を聞くと、たま~に分かった感じがします…
スペイン語と似ている言葉があるので。
でも文法は全く知りません。
本当はわかっていません。(爆笑)
こんにちはエンフォケです。
イタリアの革を手縫いで仕立てた”enfoqueのマネークリップ財布”(札ばさみ)、
前回blogで紹介させて貰ったネイビーに加えて、新たにチョコ(焦茶)色で製作、販売です。
薄過ぎず、厚過ぎず、適度な厚さで使いやすいサイズに仕立てています。
私は、自ら仕立てた同じデザインの物を愛用しています。
特徴として、イタリアンレザー トスカーナ(Valdarno バルダルノ社 / 植物タンニン鞣し革)を使用、総手縫いにて製作しています。
カードポケット部分は、適度な薄さに漉いた革を“ベタ貼り(裏貼り) ”にして製作しています。カードポケットの中面やポケットの中面も、全て革の吟面(表面)の状態で耐久性のある仕上げに、そしてワックス加工された手縫用麻糸(フランス製)にて手縫いしています。
● ベタ貼り(裏貼り) : 主に薄く漉いた革2枚、または革を折り曲げて貼り合わせる製法で、革のどちら側も吟面(表面)に、1枚の革の状態にする事で耐久性が増します。
革についてご紹介 :
【トスカーナ】(Valdarno バルダルノ社)
イタリア、サンタクローチェ地方にあるタンナー、バルダルノ社にて製造されているイタリアンダブルショルダー、
フランス産原皮を最新の設備と伝統的な鞣し工程を守り作られた植物性タンニン100%の牛ショルダー革です。
ややハリがあり型押しされた美しいシボに艶のある鮮やかな発色の吟面が特徴です。
enfoqueでは、各パーツを一枚の革(ダブルショルダー)から切り出し、パーツ毎に厚みを漉いた後に、正確に手裁ち、手縫い、仕上げと全て手作業で仕立てています。
カードポケット4つ(左右 各2つ)、そしてカードポケットの裏側にポケット2つ(左右 各1つ)、合わせて6箇所に収納出来ます。
マネークリップ金具はしっかりお札をホールドする日本製(ニッケル)を使用しています。
箔押しのロゴを押してある“ホルダー”が左に1つ、普段は札押さえとして使用して頂けます。
私は、カフェやお店で貰ったショップカードを挟んだり、稀に電車の切符などを挟んだり。
手縫い糸 :ワックス加工が施された高品質な手縫用麻糸フランス製のフィル・オ・シノワ(Fli au chinois)にて手縫いしています。
表裏、両面斜めの糸目になる技法で縫っています。ただ縫っても綺麗に縫えませんし、色々と下準備が必要です。
切り目本磨き(コバと呼ばれる革の端):コバ面に布海苔を塗り、ヤスリがけを繰り返し整えた後に、染料で染色、蜜蝋を溶かし込み仕上げています。
正直...ものすご〜く時間がかかります。。。(苦笑)
手縫い仕立てのマネークリップ財布(札ばさみ)チョコ色はどうですか? ネイビーとチョコどちらが好みでしょうか???
ネイビー、チョコの革…と言っても!! 伝統的な製法を行う事で、世界的に有名なイタリア、サンタクローチェ地方で製造される革です。
ただのお洒落とは、ちょっと意味が違いますよ~。
enfoque(エンフォケ)では、革小物を様々な道具を使い、手縫いで仕上げています。
(量産品とは違い、ミシン縫いは行わず、素材に布も使用していません。)
Blog、Instagramでも、過去に製作した物や試行錯誤しているものなどをupしたりしています。
お時間あれば、覗いてみてください!!
ではまた、¡Hasta luego!