2020/06/05 18:09

いろんな国で、次のフェーズへ移行するも、


不安定な状況は混沌へ向かうのか。。。


手探りですね。





こんにちは、エンフォケ です。




コンパクトウォレット? と言えば良いのかな~? の製作、まぁ試作になります。



私の場合、たくさんの現金を持ちません。貧乏だから...(笑)


せいぜい、一万円程度、後はクレジットカード支払いなど。


いつも行く近所のスーパーは、セミセルフレジで現金支払いしか出来ません。。。


現金しか使えないお店もまだ多いので、やはり現金が必要になりますね~。


というわけで、二つ折りのコンパクトな財布を製作してみることにしました。




革はシボありのターコイズと、スムースな革のボルドー。

大体のパーツを準備して、いろいろな作業した後に、正確にカットした後からです。




ダイヤルゲージ... 紙や革などの厚みを測るためのものです。基本革パーツを正確な厚みに漉かないといけません。

革を漉く時に測りながら今は0.7ミリ... このパーツは0.6ミリにするので後0.1ミリ落とす、などなど。

私の場合、常に誤差が0.05以下になるように漉きます。革の種類、部位によって難しいこともあります。

失敗したら、新たに革を用意しないとあきまへん。。。そういう事が、たまにあります。。。(泣)




小銭入れのパーツです。

すべてでは無いですが、私の作り方では、革のオモテ面(吟面)同士を接着することが多いです。

接着する箇所は革の表面を荒らしておいて、ゴムのりや強力な水性のりを使って接着します。

量産品などは革を荒らさず、強力なボンド、両面テープで貼ったりもします。スピードが命、作る数も全く違いますからね〜。

それぞれの作り方によって、いろいろ違いがあります。




ほとんどのパーツ、接着する箇所の“裏表両面”をひたすら地味に荒らして、荒らして、荒らして... 

1時間半ぐらいでしたかね... 疲れたので休憩しました。(爆笑) その後、パーツを接着していきます。




そして、本裁ち。革包丁を使って、正確なサイズに切ります。本裁ちでカットミスしたらアウトなので、かなり集中して切ります。

革包丁はきっちり研いでおかないと変な失敗をします。

コバ面が革の層になっています。こういうのを私は、“革のミルフィーユ”と呼んでいます。(笑)




ヨーロッパ目打ちで縫う穴位置の目打ち(マーキング)。マーキングしたところを菱ギリを使い一つ一つ穴を貫通させて、

手縫いしていきます。半分縫った後、お腹が空いたので...休憩して、お昼ご飯を食べました。(笑)




また、縫い進め。コバ磨きを繰り返し、染料で染色、蜜蝋を溶かしこみ... 時間がかかりますが、そういう作りをしていますから。。。




小さなキーホルダー ターコイズ!!




いつも新しいモノの作ると、少し工夫が必要だったり、何かしら試したりすることが多いです。


悩ましいことが多いですけど、今回はほぼ考えた通りうまく出来たと思います。




ではまた、¡Hasta luego!