2023/01/26 13:15

10年に一度レベルの


強烈寒波...


皆様、ご自愛くださいませ。




こんにちは、エンフォケです。


かなり... 相当... 久方ぶりに...なります。別サイトの"note"の方では、たま~に記事を書いていたのですが、

こちらBASEの過去の記事も、未だよく読まれているとの事なので、ボチボチと再開しますかね



では今回は、以前も販売していた "手縫い仕立ての風琴マチの名刺入れ"


デザインはそのままですが、以前、販売していたモノから縦サイズを少しコンパクトに修正、製作しました。



いや、風琴マチ?ってなんやねん…

初めて読む、見る方は、"何それ?" ...となりますよね。今一度、ササッとご説明を...



日本独自の技法 "風琴マチ"とは:


名刺入れや札入れ(長財布)などの製作で使われる"日本独自の技法"を用いたマチの一種です。


一般的なマチは内側に折れ曲がるカタチですが、風琴マチは外側に折れ曲がる作りになっていて、


楽器のアコーディオン(風琴)のジャバラ部分に似ているため、風琴マチと呼ばれています。



風琴マチ部分を製作するにあたっては、薄く漉いたオモテの革、ウラの革、両サイドのマチ部分と複数のパーツを順に、


縫わずに接着とヘリ返しという方法で組み立てて形成していきます。(縫って製作されているモノもあります。)



言葉より、画像でも見せろやっ!!


では、風琴マチ部分を、画像中央で寝そべっているパーツです。↓↓↓


立たせますと、こんなカタチです。外にマチが折れる作りで、中央が名刺を入れるポケット部分になります。


組み立てた風琴マチを胴本体に接着し、フランス製の手縫い糸にて縫い進めております。わたくしは、総手縫いでモノを作っております。


縫い終わってからマチの端の革をカットした後、コバ面(裁断した革の端)をフノリで磨き整えて、染色、蜜蝋を溶かし込んで仕上げて完成です。


仕上がってないから、まだようわからんがな...(笑)   完成品は、次回blogへと続きます。



他のエンフォケのSNS, instagram, twitterなどでも製作したもの、試行錯誤しているものなどupしています。

お時間あれば、覗いてみてください!!


ではまた、¡Hasta luego!