2019/09/19 09:10
子供の頃、
図画工作など、
“下手くそ”でした。
こんにちは、エンフォケです。
前回blog “風琴マチの名刺入れのご依頼①” の続きです。
基本、風琴マチの名刺入れは、カードポケット部分は縫いません。
“正確に折り紙を折る”という作業に少し似ているな~と。
折り紙は紙の厚さや硬さは均一ですが、革の場合は違います。
部分的な漉き作業、正確なカット、接着などの作業が必要です。
少しミスで仕上がりに影響が出るので、全ての作業の正確さが作り上げて行く上で重要です。
ウンチクはええから、サッサと次行けやっ!!って感じですね。。。
了解です!!
マチと本体を縫い終えた後の最終仕上げ、コバ面を豆カンナや紙やすりで整えて行きます。
地味な作業ですが、それまでの作業、技術の差がはっきりと出る所でもあります。
一所懸命(笑)コバ面を整えた後、コバに染料を塗り、蜜蝋ワックスで仕上げ。
馬毛ブラシで、サッサッとホコリを払い... 製作に使った糸と菱ギリも一緒に。
名刺入れなので、自分のショップカードを入れて撮影。www
こちらもシボありイタリアンレザーを使用した
手縫い仕立て、マネークリップ財布【薄型】!!
お客様にお渡しした際は、風琴マチ、ネイビー色と満足して貰えました。
個人的には長く使って貰うため、そして製作上の理由で...もう少し革のハリが欲しい。(苦笑)
風琴マチの名刺入れを製品にするには、基本的に使う革を限定したいと思います。
ではまた、¡Hasta luego!